クリープハイプ「死ぬまで一生愛されてると思ってたよ」

10日前に書いてすぐ更新とかすごい珍しいですね笑。ハイジです。前のダイアリはいろいろと懐かしいなぁ…まぁリアル参照ということで。
えークリープハイプのメジャーデビューアルバム「死ぬまで一生愛されてると思ってたよ」がついに発売になりました!やったー!そしていきなりタワレコチャート1位!!これはすごいことですよね本当に。昨日ツイッター見ててもフォロワーさんの大多数が買ってたし(そもそも私がフォローしてる方でクリープクラスタな方が多いのもあるけど)やっぱり人気出てるんだなぁメジャーってすごいなぁって思います。前に書いたときはマイナスだったけど今はすごく嬉しくてしょうがないですね。もっと売れて週間チャートでも1位になっちゃえばいいのに!くらいの感じです。

私は昨日体調不良(3日連続ライブとかいう過酷なスケジュールを組んだのが間違いだった←)で寝ていたのでまだDVDは観てなくて、CDは寝る前に一周と起きてから半周しました。そんでもって授業中もずっとアルバムのことばかり考えてた。保健と生物の時間には思ったことをプリントの裏にメモ書きしてました(授業聞いてないですねはい)それをもとにして感想を書きたいと思います。初めて聴いた感想って忘れちゃうからね。

まず開封して新しい紙のいい匂いがしました。歌詞カードはカオナシさんの耳のピアスが見えていて珍しいなぁと思ったり。はっきり顔が写ってない写真が多いのがクリープハイプらしいなぁ。ex.ダーリンの歌詞カードがぺらっとしてるのはびっくりしたけど笑。

CDは全体の感想から。昔の曲たちは除いて新しい曲はクリープハイプらしからぬ曲ばかりだと思いました。オレンジ聴いたときそう言ってる人ばかりで私はあんまり思わなかったのだけど、全体を通して聴くと歌詞とメロディーは尾崎さんだ、と感じるのにアレンジがクリープハイプだと思わないんですよね。割と普遍的?うーん、クリープハイプ特有の俗っぽくて痛いようなアレンジの曲があまりないような感じがしました。火まつりとかはぽいぽい!って思ったけど。いやでもマイナスじゃないと信じたいですよ。らしさがなくなったらつまんないって絶対思っちゃいますから。メジャーファーストだし、と思ってます。
あと弾き語り調の曲が少ないなぁって思いました。これもメジャーファーストとしては正しいのかもしれないけど、尾崎さんもカオナシさんも弾き語りは大切にしてる人だと思うし実際クリープハイプの武器でもあると思うから…ちょっと残念。意外でもありました。

でも愛の標識に始まってイノチミジカシコイセヨオトメがあって手と手、オレンジになる冒頭。どれも全部知ってる曲だけど、声がすごく生々しくなってるなって思いました。特にイノチミジカシコイセヨオトメはWhen〜にも入ってるからずっとあっち聴いてると分かるんだけど。耳元で、すぐ傍で尾崎さんが歌っているように感じます。何でだろう…それにすごく胸をつかまれるのです。今朝もつぶやいたことだけど、昨日手と手を聴きながら理由もなく泣いてしまったのです。それくらいあの「いらないよ」が切実でひりひりしていて尾崎さんの顔が浮かぶようで。聴いていて顔が浮かぶ音楽って中々ないと思うのだけど。けどそれって聴き手の気持ちを掴んで離さないってことなんじゃないのかなぁ。感情というものを歌に込めているのだとしたら、それは多分ど直球にぶつかってる。

ここから一曲ずつ思ったことを。

  • 愛の標識 改めてギターがすごい早いですね。いきなりこの曲で始まるとびっくりする。試聴機で聴いて一曲目これだからすごいよねぇ。
  • イノチミジカシコイセヨオトメ When〜のより歌詞が聴き取りやすくなってるなぁと思いました。個人的に「コピーにお茶汲みOLさん」をすごい空耳してたんだけどこっちはちゃんと聴こえた笑。ギターの音が全然違うのが面白いなぁと。
  • 手と手 泣いてしまった曲。やっぱり「いらないよ」がすごくて…あれを畳み掛けられるっていうのが。胸がぎゅってなります。君がいなくなってしまった歌だけど、なんか、こう。
  • オレンジ 散々聴いてるから初めて聴いた感想は忘れてしまった。でもMVが思ったより浮かんでこなくて曲は曲で集中して聴いていたと思います。まぁイメージ完全にMVなんですけどね。
  • バイトバイトバイト 「ねぇ君はどう」のリフレインが!MUSICAのインタビュー読んでなかったら思わなかっただろうけどたしかに最後に聴き手の曲になるんですよね。あとカオナシさんがベーシストの台詞を歌うのが好きです笑。
  • ミルクリスピー これクリープハイプぽいなって思いました。すごいかわいいモチーフだしかわいい歌に見せかけてるところがにやにやしますね。でも大好きだよって終わるんですよね。
  • 身も蓋もない水槽 咳払い!!これはテンション上がりますよね男性のフォロワーさんもときめくって言ってたしね。あと歌詞にないけど「て言うかこれガストロンジャーみたいだな」ってサビ前に入るから聴きながら笑ってしまった。CDJのレポートに書いてあったからそういうの読んだり(ってレコーディングの時期的にCDJのレポートではないかもしれないけど)他の人に言われたのか尾崎さんが自分で思ったのか分かりませんが他人に言われたか自分で思ったのかで感じ方が変わるんですが笑。どっちにしろそういうこと歌に入れちゃうところが尾崎さんらしいですよね。
  • ABCDC これ曲自体は一番クリープハイプっぽくないって思ったなぁ。でもきっと歌の内容は一番くらい大切なことなのかもしれないですね。サビにしてはちょっと地味で歌えなかったっていうところ。とか。
  • 火まつり カオナシさんがメインボーカル!作詞作曲は書いてないから分かんないなぁ。最夜っぽいですね。だからこれがクリープハイプだって思ったのかも。かどわかしっていいよね。
  • 蜂蜜と風呂場 歌い方がすごくライブ寄りになっていました。ライブだと歌い方変えてるって思ってたけどこれからは普通になるんですね。ギターの音が全然違います。When〜の真空メロウさんが弾いてるほうが透明感のある感じ。もっとざらざらしてるのがこっち。
  • チロルとポルノ この前フォロワーさんがつぶやいてたWhen〜の最初の歌詞はこの曲だったんですね!ポルノっていうから暗くて別れた曲だと思ったら全然違ってびっくりしました。
  • ex.ダーリン 唯一のアコースティックかな。やっぱりクリープハイプってこうだなぁって思うのですが。ボーナストラックなのは勿体ないなぁ。 


こんな感じの感想でした。まだまだ聴きこめてないけど初めて聴いたときは泣いたり笑ったり眠くなったり(深夜に聴いてただけの話ですが)色々あったけどこれから聴きこむうちに馴染んでしまって違う感想になったり忘れてしまうから。やっぱり最初の感想は大事ですね。
あと超個人的な話でこの前ipodをポケットにいれたまま洗濯してしまってバックライトがつかなくなってしまって…ipodを買い替えるかどうしようかと思っていてipodに入れてないので聴きこめるかどうか微妙な感じです。CDプレイヤーで聴くと低音がきれいに音が厚く聴こえるって利点はあるけど全体像がつかみにくい。今は新しいパソコンで聴いてるけどまた感じ方が変わりますね。

メジャーになってビクターってでっかく書いてあって音もよくて扱いも違ってでもすごくどきどきして、こういう時にクリープハイプを好きになれてよかったと思います。私の特別になってくれてありがとう。死ぬまで一生愛してます。